足りないマスク事情

政府は4月1日、国内の全世帯(約5000万世帯)に布マスク2枚を配布する方針を示した。マスクは使い捨て、使い切りではなく、洗剤を使って洗うことで再利用できるため、さらなる拡大している需要に対応する上で有効だという。

 

アイリスオーヤマも政府の要請を受け、国内でのマスク生産を決めた。同社はこれまでも、中国の工場で月間8000万枚のマスクを生産していたが、中国依存のリスクを考慮して、宮城県にある工場で不織布マスクを月間6000万枚生産する予定だ

 

コロナウイルスの感染拡大を受け、政府は2月中旬以降、マスク増産に向けた設備投資を行うメーカーに補助金を出すなどの取り組みを行ってきた。これにより、3月は6億枚を超える供給ができたという。

このことから、現状全国民に賄える数になっているという